2023年1月21日(土) 晴れ

参加者:20組26名  報告者:下瀬英嗣

本日は「通常作業班」と「三冨新田落ち葉掃き体験会の参加班」とに分かれての農園作業を行いました。

9時より10組14名がトコトコ農園での作業を行いました
○落葉温床
発酵が弱かったため切り返し、ヌカ・水撒きしての踏み込み

裏の林の温床も踏み込みます

○高橋トマト農園の見学と収穫
近くの高橋農園に移動して見学と収穫を行いました
大根

茎ブロッコリー

ケール

本日の収穫はトコトコ:ネギ、 髙橋農園:ポロネギ、ダイコン、茎ブロッコリ、ケール

○三冨新田落ち葉掃き体験会
参加者は土曜日グループ10組12名と火曜日グループ4名の計14組16名
三芳町の芋街道に面する伊東農園(江戸屋 弘東園)さんに8時30分に集合しました

古い立派な建物ですね

トコトコ農園の参加者でパシャリ「頑張るぞ!」

風が強く体が冷えてきたため輪になって準備運動を行いました

主催者の挨拶とグループ分け、ラジオ体操を行ってから作業に取りかかりました
落ち葉掃き隊はひとグループ20名弱の3グループ、落葉踏み隊は10名弱に分かれ大体60〜70名の参加者でした

○落ち葉掃き
目的地の裏の雑木林まで移動します
とにかく歩く歩く

雑木林まではお茶畑やサツマイモ畑、約700メートルほどの距離があるため移動だけでも大変です
トイレも容易に行けないので要注意です

やっとついて、係の方からの説明を聞いてから作業にかかりました

広い雑木林に落葉がいっぱい

熊手で掃き掃き

大きな竹籠に葉っぱを集めて山盛りになりました

山盛り落葉を踏みつけて詰め込みます(みっちゃん大活躍!)

ふかふか落葉は気持ちいい?

まだまだいっぱいあるよ〜

集めては籠入れを繰り返します

踏み込みも繰り返します(みっちゃん大活躍!)

お約束の落葉風呂

大きな竹籠にギュウギュウに葉っぱを詰め込みます

軽トラに積んで苗床まで運びます

トコトコ農園落ち葉掃き隊
(落葉踏み隊と一部交代)

3グループの集合写真

○苗床落葉踏み
幅約3メートル、奥行き20メートル弱の藁で囲った苗床にて
落葉が届くまではゆったりとした時間が流れました(笑

軽トラに4籠積んで一台目が到着です

下ろした籠は横に向けて葉っぱを取り出します

下ろした葉っぱを踏みつけ締め固めます

次から次へと届く軽トラの籠を素早く下ろして葉っぱを敷き詰め
大きな枯れ枝は外へポイします

敷いたら踏み込みを繰り返します

踏み込むのは足の甲で葉っぱを持ち上げないようにカニ歩きが良いそうです

ある程度踏み固めたところは風で葉っぱが飛ばないようにネットをかけます

次々届いたふかふか葉っぱを踏み踏みします
ここの苗床で種芋を仕込んで芽が出てきたサツマイモの苗をトコトコ農園に譲っていただいています

約2時間、27台の軽トラが運んできた108籠の葉っぱを敷き詰めました
おおよそ1万2千歩、距離にして6キロ相当、600キロカロリーの運動量でした

作業の後の葉っぱのベット、ほんとうにふかふかして気持ちよかった〜

平成29年に日本農業遺産に認定された「武蔵野の落葉堆肥農法」を伊東農園さんで半日お手伝いをしてきました
雑木林の保全・再生や循環型農業の実践はいかに人の手がかかって大変なのかを体験できるよい機会でした
里山を守り・未来につなげることは地域や農業に関心を持つことが大切なのだなとあらためて感じました