発芽器の紹介

投稿者:三谷真一郎

皆さんこんにちわ。火曜Gの三谷と申します。
土曜Gの方は誰かと思われる方も多いでしょう。実は、土曜Gの浅野さんの隣りの住人です。
さて、種の発芽は野菜栽培の一番最初の段階です。ここで躓くと栽培の最初で失敗です。
発芽のためには温度と湿度、好光性種子ではこれに光が必要になります。
例えば、ホウレンソウの発芽がそろわない、夏野菜の苗づくりでは早春に種まきするので
温度不足で発芽しない、という不具合が起こりがちです。
なので自宅に持ち帰り苗を育てるケースもよくあります。
そこで、簡単に作れる自作の発芽器を作りましたので紹介します。

全体写真です。右の発芽容器と左のコントローラで構成しています。

ダンボール箱の発芽容器です。

内側に百均の断熱シートを貼り付けてあり、底には40Wのヒーターが入っており
これには使い古した電気ひざ掛けを使っています。
プラグトレイなら二段にして2枚収納できます。
さな箱に入れました。
サーミスタと呼ばれる温度センサを容器内に差し込み温度を測ります。
設定温度より低ければヒータをONにし、高ければOFFにするという単純な機能です。
これで環境温度よりも約20℃高温までの任意の温度で±1℃ぐらいで制御できます。

コントローラ

さて、買ってきた種の種袋には発芽条件が書かれていますね。
今までのところほぼこの温度と日数で発芽しています。伊達には書かれてはいません。
露地の種まきでもこの条件を満たすことが重要だと思います。