ニンジンの種まき

投稿者:三谷真一郎

皆さんこんにちわ、火曜Gの三谷です。
今回はニンジンの種まきについてお話します。
ニンジンは好光性種子であるため浅く種をまく必要があると言われています。
表土は温度と湿度が気象によって大きく変化するので、これが発芽が難しいと言われる原因と思われます。

発芽の条件
適温は15℃ぐらい。5℃以下、30℃以上では発芽が難しいようです。
この温度範囲で二週間の間、適度な湿度を維持できれば発芽します。
表土が乾燥すると根の機能が発達していない発芽直後の苗は水を得ることができずに枯れてしまいます。
発芽すればもうタネではないのですから。
適度な湿度とは、切れ目なく土が水を含んだ色、濡れると黒く見えますよね、これを二週間の間
保つことができれば発芽してくれます。

ではどうすればよいでしょうか。当然ですが、発芽の条件を満たす方法が気候によって
違ってくるので季節によっていろいろ工夫が必要になります。
そこで私がやっている極端な例を紹介します。

真冬の種まき
地温を上げることと乾燥防止がポイントです。手順は、
1)先ず畝の表面を板でたたきます。写真をご覧ください。
  表面がピカピカと平らになります。種まきの深さを揃えることと土の保水力を高めること
  を狙っています。耕した土はスカスカですから毛細管現象が働かず水が抜けてしまうのです。
  なお、上記の効果は定量的には把握できておりません。オマジナイかも?
2)次に植え溝をつけて種をまいて気持ち5 mmの覆土をかけて鎮圧します。
  まあ、普通の種まき方法ですね。
3)不織布を張った後、3 mm-5mmの雨に相当する水まきをします。トコトコだと約30リットル/畝。
4)透明マルチを上に敷きます。
  日光で地温を上げられることと、乾燥防止に絶大な効果があります。
  気温が高く直射日光が強い場合は温度が上がりすぎる心配があるのが欠点です。
5)ときおりマルチを剥がして土の色を見ます。表面が乾燥気味の色なら水まきをします。
  経験では5-6日は水を撒く必要はないようです。

初秋の種まき
直射日光による地温上昇防止と乾燥の防止がポイントと思います。
1)先ずは前項1)
2)前項の2)と同じです。
3)前項の3)と同じです。
4)不織布上に多量の刈草を敷きます。
  直射日光による地温の上昇とそれに伴う表土の乾燥を防ぐ上で絶大な効果があります。
5)ときおり土の色を見ます。表面が乾燥気味なら刈草の上から水まきをします。
  経験では数日ごとに水やりが必要なようです。

いずれも二週間経ったら徒長を防ぐために介在物を除きます。
お試しください。皆さんの独自の工夫を皆で共有できれば有難く存じます。